たなとす

アナザフロンティアスクールにおけるタナトスとは『何がなんでもこのために命を使い切って死にたいという強い想い』または外向きに放射される触覚静電気の運動性のことを指す。

例えばライオンに狙われた子シマウマに命をかけ恐怖の干渉を乗り越え立ち向かう母シマウマの姿、これはタナトスのなせる技である。

自分の命より美しいものを見据えた時、人はとても強く勇敢になれる。

この自分2番感を放つ姿には常に威厳があり、使命とも呼ぶべき高潔さが背骨から解放されるものである。

殆どの一年生はこのタナトスの感性に強く触れていく事が出来ず、オールドジョージの囁きに呑まれ自分という頭のセカイ系の恐怖の干渉や、旧宇宙時空干渉の無縁地獄に悲しくも戻らされてしまう事が多い。

つまりタナトスは頭重心の者には味方しない。

タナトスは足腰や臍下丹田の弱き者、脱力の技なき者にも味方しない。

またタナトスはエロスが中だるみしてる者にも味方しない。

そしてタナトスは、痛みを愛せぬ者には全く感じられない感性でもある。

そうタナトスは下腹重心者にこそ垣間見える、まっすぐに対(つい)となる人に放射していく遮ることの出来ぬ眩しさであり光(ケテル)でもある。