れいだんじち

冷暖自知とは実際にやってみなければ本当のことは分かりませんの意味。「あちちちっ」「冷たい!」ほら触れて瞬時に察知できるぞ!の叡知です。要は冷たさや暖かさは自分で直接経験するほかに知る方法はありませんよの教えです。道(回転)というものは、言語や形あるものではなく、あらわしにくい。それはちょうど人が水を飲んではじめて冷たいか温かいか?それを身体で知るように、直接体験をした人以外にそれを説き伝えることはできない、という意味です。

たとえば水の温度を字で示されても、それによって熱い冷たいという感覚を知ったことにはなりません。

もし、熱い冷たいという感覚を経験したことがなければなおさらです。しかし、たとえ温度という数字を数えられなくても、自分で飲めば、おのずから熱いか冷たいかはわかります。

熱湯を口にすれば、おもわず「アチチッ」と口をついて出るかも知れませんね。それはもう、他人のうかがい知ることのできない主体的な真実(回転数)であるからです。