じんちどくさい(じんちどくさいりゃくしてじんち)

近代社会のこの資本記号による合法統治以前の前近代社会は、各地縁によるカリスマ(創発者)の器量による統治が全盛であった。これは人が人を惹きつけて惚れ合うことで結束し団結する社会のあり方です。近代の資本合理による記号の権威ではなく、人の格の権威による統率。これを人治独裁と社会学では呼びます。

この社会統率には伝統文化が生まれる萌芽が常に秘められていて、一つの太陽に付随するように各惑星が転回するように太陽の柱が突き進むその帆に、カリスマ死後もしばらく社会統治が続く事が多いものです。(殆どの世の中の素晴らしい世界遺産の起源には必ずカリスマがいるの意)

ちなみにこの人治独裁の悲しみの軸の根が強ければ強いほど、その後の伝統も根深く護るべき強い保守性を持ち穏やかな社会形成に至りやすい。

逆に人治独裁の悲しみの軸の根が浅ければ浅いほど、その中央権威の集中した王家や一族、もちろん当のカリスマにおいても、

甚だ勘違いの激しい人体蔑視の正当化や魔女崇拝や偶像崇拝のスタートアップが起こり、

過激な成長と共にせっかち曲線や野次馬曲線にて社会体制の急激な転覆が、暴力革命や暗殺、

またはクーデターにより起こりやすくなる傾向がある。

この悲しみの浅い人治独裁者同士に対して、
銃器技術革命が結びつく時、他国の人治との戦争は想像を絶する悲惨さをていする。

これが第一次世界大戦と第二次世界大戦における理解社会学である。

20世紀は二つの世界戦争と二つの原爆戦争により、曖昧な人治独裁よりもカッキリと揺れる事のない法の独裁にて、世界中の命を護ろうの反省のもと、近代は国連憲章発足により人権最優先の国際法を打ち立てた。

これにより先進国は悲しみ浅き人治独裁を捨てて記号独裁による社会統治に挑むようになっていく。これにより三権(立法、司法、行政)は分立していった。

そしてこの記号独裁はより近代技術革命と近代資本主をより加速させるようになり、あらゆるものがマネーと取り替えられ代替可能な資本化へと物凄いスピードで立て替えられてきた。

こうしてあまりに理不尽な悲しい人治独裁者は、21世紀にことごとく滅ぼされたが、同時に人は人に強く惹かれ損得勘定を超えて惚れ合い団結する姿も見れなくなった。

要するに資本記号による合法独裁は、ポンコツ独裁者を産み出す危険性は排除出来たが、同時に資本システム依存をもたらし、常に損得勘定でしか動けない没主体で没身体なダラシない大衆を量産したわけです。

その大衆集合知をアナザフロンティアスクールでは亜空間知能と呼び、やその亜空間知能による記号支配のお金教の全盛期を迎えつつあるのが、この近代の合法支配の紛れもない正体である。

こうして我々はお金で得る優越感劣等感の振り子のために世界という関連性を作るという、近代技術体系の餌食になる以外、この人生存在を規定する術を知らずに育つ。

この結果、街中いや世界中に技術体系の自動車昆虫のくもの巣が張り巡らせる分だけ神経症(ストレス)は増え、

銃器よりもお金の檻、法の檻、脳の檻に適応障害で自死抹殺されるドミノが出来る。

死にかけた10代は救急車で運ばれるが、彼らの記憶は自動車昆虫では運べない真実を見る時が来た。

視覚でしか乳房を見れない医師の心臓マッサージの激しいベットの揺れは、彼らの記憶には触れる事は出来ず、

宵も食虫花の闇の舌先に、
虫ケラの如くフニャフニャと哀れに、
体を持たない人外に、涙も枯れて溶かされていく。

むなしくチカチカ、ただ点滅、

豪華絢爛な記号、

エレクトリカルパレードな医療機器に囲まれ、
記憶を失う近代家族の樹海の森は、
華やかに疎外され情けなく燃えていく。

その炎の後ろに見えるのは、

悲しみの屍の上にスクっと立つ、
かつての人治独裁の狂気の鷹の目だろう。

再び疎外の自動車とネオンの海に忙殺され、

iPhoneの半導体に潜り込んでいる現代神経症の渦、そうなんだ!あらゆるものが商品化しあらゆるものが疎外され、あらゆる自我が分解されて広告となる、これが人体への屈辱の最果ての姿だ。

腹の目を見開き、鷹の目を探す時が
再びやってきた…

人治独裁、カリスマ、大いなる過ちゆえの大いなる記憶、大いなる狂気ゆえの大いなる悲しみ、大いなる情念ゆえの大いなるRequiem。

彼女はトラックに自動車昆虫をぶつけて目を覚ます、虚無ってコートを来たまま風呂に入る事でバプテスマ。

あぁ聴こえて来た、救急車のサイレンよりも本当は耳を突いて離れない人治の声、

治める者の、あの太く柔らかく鋭く明るく高く胸を掻きむしる、あの声が、、、

再びその時が来たのだ、古代の新たな人が世界を治める、、、その時が、

21世紀ジャンカルバンの相似形は冷や汗をかき、幼きニュータイプを執拗に虐待し、

彼らの目覚めを、
難解な時空試験を邪魔するのに必死だろう。

しかし覆水盆に返らず。

すでにニュータイプ第一世代は、時空試験をパスし生き遺ってしまった。庇われてしまった。

超近代における人治の孵化は、
いよいよ幕開けである、それが2039。

それがアナザフロンティアスクールだ。

鷹はいま、地上へ急降下中…