やじうまきょくせん

マスタリーロードに至れない性格の一つで、観測者があちらこちら移ろいやすいタイプ。

このやじうまは、いろんな種類の新しいスポーツや職業、あるいは恋や組織に、 大変な熱のいれようで接近する。

このタイプの人はオーディション、 真新しい設備、専門用語などといったトレンドにつきものの華やかさが大好きです。

やじうまは、たとえば新しいスポーツをやり急に上達してくると、 すぐ有頂天になる。そして自分のフォームや学んだ知識などを家族や友人に、あるいはところかまわず彼かまわず見せびらかすようになります。

次回のレッスンすらも待てないのです。そしてその上達が一息ついて初めて後退を体験すると (つまりたいして理解も体得も出来てなかった現状を知ると) かなりのショックを受ける。

急激に上達してその後に必然的プラトーが来る とその原因が解らなければ我慢ならなくなって熱心さは急速に冷めレッスンを 休むようになる。

この時のやじうまタイプの内面は何とかして自分を正当化 したいという偽善で埋め尽くされます。

これは自分にぴったりの運動じゃない、 あるいは成果主的すぎる、攻撃的だ、積極性に欠けた内容だ、退屈すぎる、 危険が多いなどと一方向的な言い訳の限りを尽くし、みんなに言ってまわる ようになる。

こうして野次馬タイプは入門時に味わった熱中のシナリオをもう一度繰り返したくて懲りもせず別のスポーツを始めてしまう。

しかし再び、 プラトーの洗礼に遭い同じ事を繰り返し自滅する可能性は極めて高いでしょう。

職業(キャリア)の場合でも同じです。野次馬は新しい仕事や職場、それに 新しい仕事仲間が大好きです。

彼らはいつもキャリアアップをねらっているし、 高収入の話しにも目がないです。

またちょっとでも進歩や向上があると、家族 や友人また SNS などでいちいち宣伝してまわる。

それなのに…なんたる事か またまた非情にもプラトーに出くわしてしまう。「もしかするとこの仕事も自分に向いてないんじゃないか?」こうして彼らの観測者効果は懲りずにもう他の仕事に引っ張られていく。だから野次馬の職歴の欄は何行にも及び騒々しい。