叡智アナザフロンティアスクールの自因自果講義で学べる六波羅蜜とは、この世にあって、脱一人称障害の境涯に到るために行う生き方のことを言います。
波羅蜜というのは、脱上下対立同一化の世界線に到るという意味です。六波羅蜜は以下の六つの学習を行います。
般若経では六波羅蜜を成就させることが到彼岸(とうひがん)となるとしていて、華厳経では、六波羅蜜に4種が加わり十波羅蜜となっています。
六波羅蜜の実際。例えば「布施」は、見返りを求めず、財施(富を独り占めせず周囲と積極的に分かち合うこと)・無畏施(むいせ/周囲に不安や心配を抱かせないような健康美な接し方を徹底すること)・法施(自らの経験や学習で学べた叡智を周囲と積極的に分かち合うこと)をそれらを五層対の関係性に分け与えることを言います。
「持戒(じかい)」は、五層対レベルで協力関係を築き、働く習慣づくりのこと。
「忍辱(にんにく)」は、相性の悪い人もの場所に時間をかけないで、相性の良い人もの場所に時間をかけていく事。
「精進」は、目的論においてまじりっけナシにマスタリーロードのレベル上げに集中できてること。
「禅定」は難しい手間のかかる現実に焦らずに、頭重心ではなく下腹重心で球体多角的に落ち着いて対処し続ける事。
「智慧」は、これらの五つの波羅蜜を実行し、臨機応変に中道を歩み、般若波羅蜜を音楽的に成就させることを言います。
龍樹の『宝行王正論』によれば、「布施」と「持戒(じかい)」は利他(はたをらくにさせる働く事)
「忍辱(にんにく)」と「精進」は自利(己の心技体を守破離にて磨くマスタリーロードを歩み、何かしらのマスターを目指すこと)
「禅定」と「智慧」は解脱(時空転移=多元宇宙の自覚)についての修養であるとしています。